厚生労働省でも「人生会議」について検討し報告書を公開しています。
人生会議とは
人生会議(ACP:アドバンス・ケア・プランニング)とは、もしものときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有することです。
厚労省の愛称発表会での応募者の想いから引用します。
●須藤 麻友さん(聖隷浜松病院 看護師)
今回愛称を応募したのは、常日頃から医療従事者として大切なのは『患者さんが満足のいく治療や最期を迎えられたかどうか』だと思っていたからです。私は集中治療室で勤務する中で、患者さんともっと終末期における希望を話しておけたら、と思うことがあります。また、医療従事者とだけでなく、家族会議や食卓の場など、身近な場面でも話し合えるくらい浸透して欲しいという強い思いから『人生会議』という愛称をつけました。『縁起でもないこと』と避けるのではなく、『人は皆いつか亡くなる』ということを受け止め、終末期だけでなく、事故などで急に自分が意思表示出来なくなった時に周りの大事な人達が混乱しないようにということも想定して、元気なうちからもしもの時のことについて考えることが根付き、自分の望む最期が迎えられるようになって欲しいと願っています。
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